縮景園は広島藩主浅野長晟が広島藩主別邸の庭として、上田宗箇に作庭させた庭園です。昭和15年に浅野家から広島県に寄付され、同年7月12日国の名勝に指定されましたが、昭和20年に原爆によって壊滅状態になりました。昭和26年に景観を復すべく整備を進め、開園に至りました。

現在では梅や桜、菖蒲など、四季折々の顔を見せてくれる庭園として多くの人に利用されており、定期的に茶会などのイベントも開かれています。

平和記念公園は恒久平和の象徴の地とするために1954年4月1日に作られました。平和公園内には広島平和記念資料館、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、広島国際会議場、原爆ドーム、広島平和都市記念碑等があります。

元々は広島県産業奨励館でしたが、原爆によって半壊し崩れかけた外観だけを残し戦争の悲惨さを象徴しています。世界平和の象徴として1996年には世界遺産にも登録されています。すぐそばには平和記念公園もあります。